- 2020年4月24日
国連マッピング報告書のサマリーを日本語訳しました
国連マッピング報告書は、2010年に国連人権高等弁務官事務所が公表した報告書です。1993年から2003年にかけてコンゴで発生した617件の深刻な人権侵害について詳細な調査を行い、国際法廷のような司法メカニズムの設立、あるいは特別混合法廷、真実委員会を設立すること、また再び罪を犯さないための保障プログラムも提案しています。しかしながら、公表から10年を経ても、報告書の提案は実現されず、加害者が処罰されないままになっています。ムクウェゲ医師は、本報告書の内容を再検討し、加害者の処罰を行うことを訴えています。
RITA-Congoは、本報告書を日本のみなさまに読んでいただけるよう、サマリー部分を日本語に翻訳しました。ぜひご一読いただき、コンゴにおける人権侵害の実態をご理解いただけるようお願いします。 なお、本日本語訳は、英エセックス大学人権センター・フェローの藤田早苗氏に確認していただきました。 ・国連マッピング報告書:サマリー日本語訳 ・国連マッピング報告書:原文(フランス語)
https://www.ohchr.org/documents/co
- 2020年4月23日
コンゴの性暴力と紛争を考える会(ASVCC)主催テラ・ルネッサンス小川真吾氏講演会「コンゴ東部の現状:女性の置かれた状況を改善するには」
コンゴの性暴力と紛争を考える会(ASVCC)主催
テラ・ルネッサンス小川真吾氏講演会
「コンゴ東部の現状:女性の置かれた状況を改善するには」 【日時】1月11日(土)14:00~16:30(開場13:30)
【会場】聖心女子大学4号館グローバルプラザ3階ブリット記念ホール(東京・広尾)
【登壇者】
・基調講演:認定NPO法人テラ・ルネッサンス 小川真吾理事長
・コメント:立命館大学 ジャン=クロード・マスワナ氏(ASVCCアドバイザー)
・モデレーター:東京大学 華井和代(ASVCC副代表)
【概要】
ASVCCは2019年10月に、コンゴ民主共和国(以下、コンゴ)東部で性暴力被害者の救済に尽力するデニ・ムクウェゲ医師を日本に招き、日本の研究機関、政府、援助機関、メディア、市民社会のみなさんにコンゴの現状と紛争下の性暴力の問題を伝える機会を設けた。医師がアドボカシー活動を強化しているにもかかわらず、今後における女性への性暴力は今もなお続いている。「コンゴで起きている問題は人類の危機である。解決に向けてともに行動してほしい」というムクウェゲ医師のメ
- 2020年4月18日
RITA-Congoに改組しました
RITA-Congoに改組しました 2016年3月より任意団体として活動してきました「コンゴの性暴力と紛争を考える会」は、2020年4月より特定非営利活動法人RITA-Cogno(リタ・コンゴ)に改組しました。他者を利することを意味する「利他」は、ムクウェゲ医師が「好きな日本語」として挙げておられる言葉であり、日本でもコンゴでも、人が人を思いやる気持ちを大切にできる社会にしていきたいとの願いを込めて名づけました。 みなさんのご支援をいただきながら、これからも活動を発展させていきますので、どうぞよろしくお願いします。 NPO法人RITA-Congo 共同代表 米川正子&華井和代 (旧コンゴの性暴力と紛争を考える会:ASVCC)