第7回「紛争影響地域の住民を支える開発援助のあり方」

【日時】2018年5月22日(月)18:00〜20:30

【会場】東京大学本郷キャンパス国際学術総合研究棟 SMBCアカデミアホール

【使用言語】日本語・英語(逐次通訳)

【概要】

2016年以降、「コンゴの紛争資源問題からとらえるビジネスと人権」シリーズ・セミナーでは、6回のセミナーを開催し、コンゴの紛争資源問題を事例として、資源産出地域における人権侵害の実態と、当該資源を利用する先進国の企業が果たすべき社会的責任の関係について考える機会を提供した。2010年の紛争鉱物取引規制導入以降、資源の流通経路を透明化するメカニズムが構築され始め、コンゴ東部の資源産出地域でも一部の鉱山からは武装勢力が撤退した。その一方で、規制導入の影響としてコンゴ産の鉱物価格が下落し、収入源を失った鉱山労働者や周辺地域の住民の生活状況が悪化するという問題が発生している。資源産出地域にくらす人々を紛争からのみならず飢餓と貧困からも守るためには、紛争鉱物取引規制のみならず、住民の生計手段を保証する多様な援助が必要不可欠である。 今回のセミナーでは、コンゴ出身の世界銀行カントリー・マネージャーであるノエル・ツィアニ氏を招き、コンゴですでに行われている援助政策と、今後さらに必要な援助の展望についてお話しいただく。その上で、世界有数の資源消費国であり援助国でもある日本の役割を、企業、政府機関、国連機関、NGO、メディアの関係者と一緒に議論し、長期的な観点でコンゴ東部に平和を実現する方法を模索する。

【登壇者】 基調講演者:ノエル・ツィアニ氏 世界銀行 カントリー・マネージャー パネリスト:牛尾滋氏 外務省 国際協力局審議官(前在コンゴ民主共和国日本大使) パネリスト:鬼丸昌也氏 認定NPO法人 テラ・ルネッサンス 理事 モデレーター:華井和代 東京大学政策ビジョン研究センター 専任講師 【主催】東京大学社会構想マネジメントを先導するグローバルリーダー養成プログラム(GSDM) 【共催】コンゴの性暴力と紛争を考える会(ASVCC)