デニ・ムクウェゲ医師 広島平和公園訪問 【各社記事付】
- RITA-Congo
- 2019年10月7日
- 読了時間: 2分
10月5-6日の2日間、ムクウェゲ医師が広島を訪問し、原爆による被害の実態について理解を深めました。

5日は、原爆ドーム、平和記念資料館で説明を受け、12歳で被爆した笠岡貞江さんのお話を聞いた後、松井一実市長を表敬訪問し、記念碑に献花をしました。 資料館の芳名帳にムクウェゲ医師は
「この場所で私は完全なる恐怖を経験しました。核兵器は廃絶されるべきです。我々の人間性をこのような恐怖から守らなければいけません」
と記されました。

6日は、メモリアルホールで講演を行いました。10月6日は、1996年にムクウェゲ医師が勤めていたレメラの病院が襲撃され、30名が殺害された日でもあります。医師は、広島の被爆経験とコンゴの暴力をどちらも人類の悲劇ととらえ、と
に取り組む重要性を訴えました。講演会の冒頭では、広島での主催団体であるピースボートの川崎哲氏がコンゴの人びとのために1分間の黙とうをささげ、ムクウェゲ医師は広島の被爆者のために黙とうをささげました。 人が人を思う普遍的な共感の気持ちこそが平和への道であるというムクウェゲ医師のメッセージが深く心に刻まれる訪問になりました。
また、訪問中の様子を各社に取り上げていただいておりますので、
一部ご紹介させて頂きます。
【NHK NEWS WEB】 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191005/k10012114631000.html 【RCCニュース】 http://news.rcc.ne.jp/?i=3633#a
【時事.com】 https://www.jiji.com/jc/article?k=2019100500557&g=int
【毎日新聞】 https://mainichi.jp/articles/20191005/k00/00m/040/320000c
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