「コンゴの紛争資源問題からとらえるビジネスと人権」フォローアップセミナー

「コンゴの紛争資源問題からとらえるビジネスと人権:フォローアップセミナー
【日時】2017年2月27日(月) 18:30〜20:30
【会場】東京大学本郷キャンパス工学部2号館213講義室
【パネリスト】
ジャン=クロード・マスワナ 筑波大学准教授 (コンゴ出身の経済学者、ムクウェゲ医師の来日講演を支援)
中野寛 朝日新聞国際報道部記者 (ムクウェゲ医師来日に際してインタビュー記事を担当)
田中滋 アジア太平洋資料センター理事 (コンゴを含む鉱山現場を調査し『スマホの真実』を制作)
根本かおる 国連広報センター所長 (全国各地での『女を修理する男』上映会を支援)
【主催】東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「社会構 想マネジメントを先導するグローバルリーダー養成プログラム」(GSDM) 【共催】コンゴの性暴力と紛争を考える会(ASVCC)
【主旨】 GSDMは2016年度に、コンゴ民主共和国(コンゴ)東部の資源産出地域における人権侵害の実態と、当該資源を利用する先進国の企業が果たすべき社会的責任を考える企画を開催した。9月21日には、コンゴ東部で医療活動に取り組むデ二・ムクウェゲ医師の活動を描いたドキュメンタリー映画『女を修理する男』(2015年ベルギー制作)を上映し、紛争手段としての性暴力の実態を理解した上で、日本企業による紛争鉱物調達調査の現状をとらえた。10月4日には、ムクウェゲ医師を日本に招聘して講演会を開催し、講演会自体のみならずメディ アでの情報公開を通じて、日本社会に問題を提起した。これらの上映会・講演会の成果として、ビジネス界、アカ デミア、メディアにおいてどのような認識変化が生じたのか、各界からパネリストを招いて検証し、今後の展望を議論する。