【2/5更新】【イベント情報】緊急オンラインセミナー「コンゴ東部における紛争の激化」のご案内(2/6 19:00〜)
コンゴ民主共和国東部で武装勢力M23による紛争が激化し、1月27日には北キヴ州の州都ゴマへの攻撃を開始し、制圧を宣言しました。
ムクウェゲ医師のパンジ病院がある南キヴ州にも危機が迫り、医師がEUに救援を求める事態になっています。この状況を憂慮し、【2/6(木)19時】より緊急オンラインセミナーを開催します。
※ゲストの情報とプログラムに変更がございますので、下記をご参照ください。
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緊急企画オンラインセミナー「コンゴ東部における紛争の激化」
◇日時:2月6日(木)19:00~20:30
◇司会:華井和代(東京大学特任講師/RITA-Congo代表理事)
解説者:米川正子(神戸女学院大学教授/RITA-Congo顧問)
ゲスト:Mr. Christian-Geraud Neema Byamungu
コンゴ東部キヴ出身のアナリスト。天然資源管理の観点からChina Africa
Projectにて中国とアフリカの関係を分析している。
◇プログラム
19:00~19:10 趣旨説明:華井和代
19:10~19:30 状況解説:米川正子
19:30~20:00 パネルトーク:Mr. Christian-Geraud Neema Byamungu
20:00~20:30 質疑応答
◇言語:日本語/フランス語(通訳あり)
◇参加方法:【5日15時まで】にこちらのフォームにてお申し込みください
*申込締切(5日15時)後に、申込いただいたメールアドレスにZOOMリンクをお送りいたします。
◇参加費:無料
※本企画を含むRITA-Congoの研究や活動をご支援いただけると幸いです。
◇開催趣旨
1990年代から紛争が続くコンゴ民主共和国(以下、コンゴ)の東部では、2021年から武装勢力M23が闘争を激化させてきた。コンゴ政府は東アフリカ共同体(EAC)の地域軍(2022~23年派兵)や南部アフリカ開発共同体(SADC)の部隊(2023年12月から派兵)に支援を要請してきた。それにもかかわらずM23は東部の主要都市・地域を次々と制圧し、1月27日に北キヴ州の州都ゴマへの攻撃を開始。大勢の住民が国内外に避難する事態に至った。1月末現在、M23の攻勢は昨年国連PKOが撤退した南キヴ州に迫り、ムクウェゲ医師のパンジ病院も攻撃の危機にさらされている。首都キンシャサでは、ルワンダ大使館のみならずアメリカやフランスの大使館に対しても市民がデモを行い、M23の闘争とルワンダの関与をやめさせるよう訴えている。ルワンダ政府は関与を一貫して否定しているものの、グテーレス国連事務総長はルワンダがM23を支援していると名指しし、コンゴから撤退するよう求めた。
なぜ、2013年に「敗北」したとされるM23が「復活」し、大きな勢力を持つに至ったのか。北キヴ州には世界最大規模の国連PKOとSADC部隊が展開しているにもかかわらず、なぜM23の攻勢を止められないのか。現地からゲストを招いて話を聞く。
◇注意事項:下記について予めご了承下さい。
1.現地の治安やインターネット回線状況によっては、Zoomをつなぐのが困難な場合があります。そのため、本企画の一部を変更することがあります。
2.後日の録画配信および記録公開の予定はありません。
3.当日、通訳の事情のため音声が悪い場合があります。
4.RITA-Congo事務局は週2日勤務のため、お問い合わせに対して早急な回答ができないことがあります。ご不便をおかけしますがご了承いただければ幸いです。
◇主催団体
・東京大学未来ビジョン研究センターSDGs協創研究ユニット
・NPO法人RITA-Congo
◇お問い合わせ
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