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ムクウェゲ医師のドキュメンタリー映画が公開されます!

3月18日(木)~21日(日)に開催される「TBSドキュメンタリー映画祭」にて、RITA-Congoも情報提供に協力した、ムクウェゲ医師のドキュメンタリー映画が公開されます。ぜひご覧ください。


【名称】TBSドキュメンタリー映画祭 上映作品「ムクウェゲ『女性にとって世界最悪の場所』で闘う医師」

【日時・会場】2021年3月20日(土)ユーロライブにて開催

※オンライン配信:3月20日(土)~27日(土)

【主催】TBSテレビ

【共催】ユーロスペース


【チケット情報】 ■渋谷ユーロスペースでの鑑賞


■オンラインでの鑑賞


■公演詳細、映画祭チケット情報は、映画祭公式HPをご覧ください。


ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師

監督:立山芽以子

撮影:寺尾文人 音声:長谷部全伸 吉良絵里菜 

編集:大生哲司 

2021年/ステレオ/70分(※) © TBSテレビ

■作品概要■

アフリカ中部にあるコンゴ民主共和国。その東部地域は、こう呼ばれている。

「女性にとって世界最悪の場所」。

2018年にノーベル平和賞を受賞した婦人科医のデニ・ムクウェゲさんは、病院に運ばれてくる女性たちを見て驚きを隠せなかった。見たことのない性器の傷。レイプによって修復不能なほど、破壊された女性の体。彼は5万人以上の女性を治療、救済してきた。武装勢力の犠牲になった女性の数は、実に40万人以上。なぜ女性たちはレイプされるのか。

その背景には「鉱物資源」、「犯罪者の不処罰」、「日本をはじめとする先進国の責任」、そして、国際社会の「無関心」があった——。


■出演者プロフィール■

デニ・ムクウェゲ(Dr.Denis Mukwege)

1955年、コンゴ民主共和国東部ブカブ生まれ。婦人科医。1999年、ブカブにパンジ病院を設立、以来5万人以上の性暴力被害者を治療、救済してきた。2018年、イラクのナディア・ムラドさんとともにノーベル平和賞を受賞。


■監督プロフィール■

立山芽以子(たてやま・めいこ

1973年12月6日生まれ、長野県出身。1997年TBS入社。政治部、社会部、「news23」ディレクターなどを経て、現在「news23」番組プロデューサー。主な担当企画に「棄民 ドミニカ移民たちは訴える」「アフリカ・農村開発の光と影」「世界変えたい系男子の挑戦」など。


■監督メッセージ■

ムクウェゲさんにはじめて会ったのは2016年。東京でのことだった。

2018年にノーベル平和賞を受賞し、ますます多忙を極めるムクウェゲさんだが、女性に対する暖かい視線、正義を追及する厳しい姿勢は全く変わっていない。

「世界はつながっている」

「遠くで起きていることに共感を持ち、他者のために行動する」。

ムクウェゲさんの言葉だ。

他者を思う気持ち、世界で起きていることを想像する力が今こそ、必要だと思う。

少しでもムクウェゲさんのメッセージが伝わることを、願っている。


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