

- 2022年3月24日
【4月8日オンライン・セミナー】日本からのコンゴ東部支援活動~私たちにできることを考えよう~
映画『ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師』の劇場公開、および、2022年4月から国連工業開発機関(UNIDO)によるコンゴ民主共和国(コンゴ)東部ブカヴでの支援事業が始まることを記念して、RITA-Congo主催のオンライン・セミナーを開催します。 1.日時:2022年4月8日(金)19:00~21:00 2.形式:Zoomウェビナーによるオンライン 3.言語:日本語 4.参加申し込み:https://forms.gle/uony7ziKT9C4rkoAA ※参加登録締め切り:4月6日(水)24時 5.開催趣旨 2022年4月から、日本政府の財政支援により、国連工業開発機関(UNIDO)実施のコンゴ民主共和国(コンゴ)東部ブカヴでの支援事業が始まります。本事業では、紛争下での性暴力被害者の治療に尽力してきたパンジ病院の敷地に小規模工場を設置し、地元で栽培されているサトウキビを原料としてアルコール消毒剤を製造します。それによって、医療やコロナ・エボラ出血熱など感染症予防に役立つ製品を地元で製造すると同時に、紛争影響地域において社会・
- 2022年3月3日
米川共同代表による解説「RITA-Congo Briefing Paper No.11 ウクライナ侵攻とルワンダ侵攻との比較:なぜ注目度が異なるのか」
コンゴの紛争と重大な人権侵害にまつわる状況をRITA-Congoの米川共同代表が解説する「RITA-Congo Briefing Paper」シリーズの第11号となっております。 【過去の投稿】 第1号 第2号 第3号 第4号 第5号 第6号 第7号 第8号 第9号 第10号 第11号は「ウクライナ侵攻とルワンダ侵攻との比較:なぜ注目度が異なるのか」です。 会員限定コンテンツですので、ぜひこの機会にRITA-Congoに入会いただき、ご購読ください。 *入会はこちらから RITA-Congo Briefing Paper No.11 ウクライナ侵攻とルワンダ侵攻との比較:なぜ注目度が異なるのか ウクライナへのロシア軍事侵攻が毎日、国際ニュースで大きく報道されています。世界が注目している主な理由として、国連常任理事国のロシアの蛮行、英ジョンソン首相が「独裁者」と呼んだプーチン大統領が核兵器使用を示唆、原発事故を起こしたチェルノブイリの制圧、ウクライナのNATO加盟をめぐる対立、そしてガソリンなどの物価上昇による世界経済への打撃が挙げられます。...
- 2022年3月3日
紛争鉱物取引規制への対応に関する政策提言を公開しました
華井共同代表が東京大学未来ビジョン研究センター(IFI)にて「紛争鉱物取引規制への対応に関する政策提言」を公開しました。 EUで新たに紛争鉱物取引規制が始まり、コバルトなど他の鉱物への事実上の対象拡大も始まっているなかで、規制開始から10年を経てもコンゴ東部の紛争は解決していないという事実を改めて提示し、なぜ紛争鉱物取引規制はコンゴ東部の紛争解決に貢献できていないのかを分析し、日本の政府、援助機関、研究者、企業、市民社会がとるべき方針を提言しました。 IFIとRITA-Congoの共催イベントにて政府、援助機関、研究者、企業、市民社会のみなさんと重ねてきた議論の成果です。ぜひご一読いただき、紛争鉱物問題の現状へ理解とみなさまの活動方針の参考にしていただければ幸いです。 東京大学未来ビジョン研究センター「紛争鉱物取引規制への対応に関する提言」 https://ifi.u-tokyo.ac.jp/news/12476/ ここにいたるまでの議論にお付き合いくださったみなさまに心より感謝申しあげます。