- 2021年10月30日
華井共同代表の論文が発表されました!
RITA-Congo共同代表、華井和代のコンゴの紛争資源問題に関する論文が国際ジャーナル Resources Policyに掲載されました。 1990年代から紛争が続くコンゴ民主共和国の東部では、豊富な鉱物資源が武装勢力および軍の紛争の資金源として利用されています。2000年代から世界最大規模の国連PKOが派遣され、2010年にOEDとアメリカで紛争鉱物取引規制が導入されてもなお、紛争および鉱物の紛争利用が止められないのはなぜでしょうか。本論文では、規制によってグローバル規模で関係アクターの行動変化が起きてもなお、紛争と鉱物が結びつくメカニズムまでは変えることができていないために紛争が止められていない実態を、紛争の政治経済学の視点から分析しました。 Hanai, Kazuyo (2021) “Conflict minerals regulation and mechanism changes in the DR Congo” Resources Policy, Vol.74. 下記リンクよりアクセス可能となっておりますので、ぜひご一読ください。

- 2021年10月30日
【セミナー開催報告】アルフォンス・マインド氏講演会「コンゴの平和構築プロセスにおける市民社会のリーダーシップ」
2021年10月9日に開催したアルフォンス・マインド氏講演会「コンゴの平和構築プロセスにおける市民社会のリーダーシップ」の開催報告書を公開します。 【内容】 ◇司会:鈴木千花 (立命館アジア太平洋大学学生/NPO法人RITA-Congoユース) ◇開会あいさつ、趣旨説明:華井和代 (東京大学未来ビジョン研究センター講師 NPO法人RITA-Congo共同代表) ◇基調講演:アルフォンス・マインド (コンゴ・キサンガニ大学教授) ◇コメント:南博之 (駐コンゴ民主共和国日本大使) ジャン-クロード・マスワナ (立命館大学教授) 【記録】 ◇字幕付き動画をRITA-Congo YouTubeにて公開しています https://youtu.be/8byNJNyhNWY ◇開催報告書はこちらからご覧ください